投資信託のデメリット
投資信託にはデメリットもあります。それは、コスト体系がわかりにくいということ、自分の思うようなポートフォリオが組めないということ、現金比率なども思うようにできないということなどです。
投資信託は通常の株式取引にくらべてコストが複雑な仕組みになっています。もちろん、ふつうの大人なら簡単に理解できる仕組みではありますが、落とし穴というものも存在します。
コストがわかりにくいということは、あるいはコストを高く設定しているファンドに間違って投資してしまうということも考えられます。
次に、自分の思うようなポートフォリオを組めない、キャッシュポジションの大きさを調整できないなどのデメリットもあります。
これは投資信託を選ぶ時点であきらめなければいけないことですが、つまり、自分でポートフォリオを管理したい人にとっては投資信託はオススメできないということです。
ただ、それをわかって投資信託を選んだ場合にも、たとえば積極的にリスクを取っていくというはずのファンドが、現金比率を高めに置いていてなかなか変動がない、という不本意な運用をされることもあります。
自分でポートフォリオを組めない、思うような運用ができないというのは、けっこう精神的にストレスのかかる場合があるということを認識しておく必要があるでしょう。
実際には、過去の運用実績などを見ればそこまではずす場合もないので、やはり事前にしっかりチェックしておくことが肝要だということです。